「身長が何センチで何キロだから、私はポッチャリに分類されるよね」と、体重計に乗る度に、自分を騙している人は多いと思います。
そんなあなたは、心の底で自分でも理解できている筈です。
お腹の肉やお尻、太ももの肉が、女性としてもう限界に近くなっている事に気がついているかもしれません。
残された道はただ一つ。
「ダイエットを行おう!」と言うことになります。
しかしダイエットと言えば厳しい食事制限や、辛い有酸素運動が付きものです。
また楽しいお菓子の間食も厳禁となってしまうのですから、三日坊主は当たり前で、一日や二日で諦めてしまう方が続出するのも当然かもしれません。
ダイエットで苦痛な点は何でしょうか。それは空腹感です。
この問題点を分析し解決する事で、あなたのダイエットが長続きするかもしれないのです。ダ
イエットと言えば、それまでに摂取していた過剰なカロリーを制限する事は付きもの。つまりそれまでの量を食べないのですから、空腹感に悩まされるのは当然の事です。
ところがこの空腹感。
読んで字のごとく「お腹が空いた感覚」と言うわけですが、実は看板に偽りがあります。
例えば、病気などの治療のために、胃を切除した方でも空腹感を感じられる事が知られています。
つまり、空腹感を感じるトリガーは、胃に食べた物が入っているかどうかだけではなく、その他にも存在している事になります。
血糖値やアミノ酸の血中濃度
結論から先に言ってしまうと、これは血糖値やアミノ酸の血中濃度が原因です。
血糖値やアミノ酸の血中濃度が低くなると、脳は人体に栄養が不足してきたと判断し、「何か食べて下さい」と空腹感を感じる様なシステムになっているのです。
そこで必要になってくるのが、これらの値を急激に変化させない事です。
1日に2食をドカ食いする事よりは、1日に少量を5食にする方が空腹感に悩まされないのは、後者の方が血糖値やアミノ酸の血中濃度の変化の幅が少なくなるからです。
また、1回の食事をよく噛むなどして20分以上の時間を心がけると、食事中に血糖値やアミノ酸の血中濃度が上昇してくる為、より少量で満腹感を得ることができます。
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