世の中にダイエット法は星の数ほどありますよね。ダイエット法は年間にいくつも発表されては消えていきます。これだけダイエット法が生まれては消えていく理由は、万人に合うダイエット法というのがなかなかないということを表しています。
つまり、効果はあってもずっと続けていかなければ意味がないのがダイエットですから、その継続が難しいダイエットが多いのです。だから、どのダイエット法も効果がないわけではありません。継続していけば結果がついてくるダイエット法がほとんどです。
ただし、ダイエット法の中には継続していくのが危険なダイエットだったりやりすぎると危険なダイエットもあります。これらを最初に理解しておかないと、ダイエットによって体調を崩したり様々な問題を引き起こすことに。そこで、このダイエット法だけは危険だというものをピックアップしていきます。
単品ダイエットは危険
ダイエット法のなかでもとくに有名な単品ダイエット。たとえばリンゴだけ食べ続けるといったものやゆで卵だけ食べ続けるといったもの、バナナだけ食べ続けるといったものなどがあります。こういったダイエット法は極端に摂取カロリーを制限するので初期段階では効果が得られる場合もあります。
ただし、空腹が満たされることがないうえにバランスの悪い食生活で体調を崩しやすいリスクの高いダイエット法です。また、基礎代謝も落ちやすくてダイエットをやめた時にはリバウンドの可能性も高まります。もし単品ダイエットをするのなら、朝だけ単品にするとか、夜だけ単品にするなどそれ以外の食事はバランスのとれたものにするのがオススメです。
ダイエットサプリに頼ったダイエット法は危険
最近、ダイエット法の中でダイエットサプリを利用したものが増えました。ダイエットサプリは食欲をなくす効果があるものもあって人気があるようですが、これがとても危険なんです。
こういったサプリは高度肥満者のために作られたものなので効果もあるようですが、副作用もきついのが特徴です。微量なら問題ないですが、ダイエット効果があると謳われているものには含有されている成分が多いものもあるので体の健康を損なう危険性もあります。
ダイエットサプリを選ぶなら、食欲をなくす効果があるものではなく、脂質・糖質の吸収を抑えるものやエネルギー消費・代謝を促すもの、お通じを促すものを選ぶようにして、サプリメントだけに頼らないダイエットをするのがベターです。あくまでもダイエット補助として利用しましょう。
炭水化物抜きダイエットは日本人には危険
炭水化物抜きダイエットは日本でも流行したのでやってみたことがある人もたくさんいると思います。炭水化物は摂取した食事がすぐにエネルギーに変わり脂肪をつくる原因にもなるので炭水化物を抜くことはダイエットに効果を発揮します。
ただ、この炭水化物抜きダイエットは危険も孕んでいます。炭水化物は人にとって大きなエネルギー源になるので、これを全く摂取しないといずれ体の基礎代謝は下がり活力が失われていきます。さらに脳にとって炭水化物から得られる糖質は唯一のエネルギー源なので、これが摂取できないと脳が正常に働かなくなり集中力の低下、無気力などが引き起こされる危険性もあるのです。
このダイエット法はもともとアメリカで生まれたもの。主食が炭水化物の日本人にとっては辛いダイエット法なのです。もしこのダイエットをするのであれば、完全に炭水化物を抜かずに、炭水化物の量を減らしたほうが効果的です。
ゼロカロリー商品を利用したダイエットは危険
最近、ゼロカロリーの商品を見かけないことはないほどいろいろなところに出回っています。そして、このゼロカロリー商品なら太らないだろうとダイエットに利用する人もいるようですが、あまりお勧めできません。
理由は、ゼロカロリー商品でも太る可能性があるからです。ゼロカロリー商品は、カロリーは低いのですが逆にエネルギーもないので体を冷やしてしまいます。そうすると、冷えた体は脂肪を蓄えようとするので太ってしまうことになりかねないのです。
危険性で言うと、ゼロカロリー商品にたいてい使われている人工甘味料には中毒性もあって、甘いものを食べたくなる欲求が起こりやすくなります。だからダイエットには逆効果になる場合もあるのです。
1日2食ダイエットは危険
ダイエットの基本といえば食事制限ですが、1日2食にするダイエットはあまりおすすめしません。なぜなら1日2食にすることで、次の食事までの間があいてしまったことで体が脂肪を蓄えようとするからです。
しかも2食にすると、食欲もアップしてしまうので逆効果。食べすぎによって体の体調を損なう可能性もあります。できることなら3食しっかり食べること、適量にすることが基本です。
このようにダイエット法にも危険なものがいろいろあります。まずダイエットを始める前にやり方を吟味しましょう。