少しくらい太っていても、腕やお腹、足などは隠すことができます。でも顔だけはどうしようもありません。隠したりごまかしたりすることができません。
小顔になるには、どうしたら良いのでしょうか。
顔やせには、表情筋を鍛えることが効果的です。
現代人は、スマホやパソコン作業など、どうしても下を向いてばかりということになりがち。実は、そんな姿勢が表情筋にはいちばん良くないのです。
顔をシャープに見せるためには、やはり顎、口の周りの筋肉を鍛えることです。フェイスラインがすっきりしてきます。
それでは、表情筋を鍛えるエクササイズをご紹介しましょう。
舌をぐるぐる回すエクササイズ
舌で右頬の内側をゆっくり10回ずつ上下させます。
つぎは左頬の内側も同じように10回ずつ上下させます。
今度は、舌をぐるぐると時計回りに口の中で回します。
つぎは、反時計回りに回してください。
このエクササイズを毎日電車の中、お風呂の中、寝る前など最低一日2回以上やってください。
このエクササイズは、ほうれい線の予防になり、顎のラインをシャープにしてくれます。
ボイストレーニングにもなるエクササイズ
次にご紹介するのは、ボイストレーニングにもなるエクササイズです。
口の周りをリラックスさせてから行なってください。
「アエイウエオアオ」
「カケキクケコカコ」
「サセシスセソサソ」
「タテチツテトタト」
「ナネニヌネノナノ」
「ハエヒフヘホハホ」
「マメミムメモマモ」
「ヤエイユイエヨヤヨ」
「ラレリルレロラロ」
口を意識して大きく動かしながら、ハッキリと声に出して言います。これを何回か繰り返してください。
滑舌も良くなり、口輪筋を鍛えることができます。声もよく出るようになります。
顔やせのツボ
「天窓(てんとう)」というツボがあります。
これは顔、頭の血行を良くして、むくみを取ってくれるツボと言われています。
天窓は、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という、耳の下から首筋にある太い筋肉のすぐ横(首の裏側に向かった)にあります。
首を少し傾けると筋肉が出やすくなるので、見つけやすくなります。
この胸鎖乳突筋のすぐ横の部分に指を当てて、筋肉の下に軽く指を潜らせるような感じでツボを押してください。
1回左右5回くらいを、毎日数回行なってください。
老廃物が溜まっていると痛いかもしれませんが、その場合は加減しながら押してください。
表情は思い切り豊かに
顔の筋肉と言うのはかなり多くあるのですが、中でも毎日使っている筋肉と言うのは かなり限られているのです。
そんな使っていない筋肉を有効に使う事でキュッと引き締まった小顔にすることが出来るのですが、それには毎日表情を豊かにする事が効果的です。
出来るだけ無表情で過ごす事は止めて、表情筋を意識しながら思い切り喜怒哀楽をはっきりさせた表情を心掛けましょう。
クリームをつけながらマッサージ
保湿のために毎日クリームを塗る方は多いと思うのですが、そんなクリームもただ塗ってしまうだけではもったいないのです。
この習慣を利用して小顔にすることが出来るのですが、基本は下から上に向かってたるんだ皮膚を持ち上げるように付けていきます。
さらに内側から外側に向かってリンパを流し、そのまま耳の後ろ付近に流し込んだら最後は鎖骨に老廃物を流し込みます。
これでむくんだ顔はキュッと引き締まります。
姿勢を良くする
小顔にするためにはその周りの筋肉も柔軟にしておく必要があります。
特に肩や背中の筋肉も非常に大事になってくるので、間違っても猫背にはならないように気を配る事が大事です。
猫背になってしまう事で筋肉が凝り固まり、血行やリンパの流れも悪くなってしまうのですが、結果顔の巡りも悪くなりどんどんむくみが取れにくくなってしまいます。
毎日綺麗な姿勢で過ごしましょう。
これらのエクササイズを毎日続けてライススタイル改善していくと、だんだん小顔になっていきます。
気がついたときに、ちょこちょこやると苦になりません。継続は力なりです。
1年後のスッキリした顔を楽しみに、頑張って続けてください。