ダイエットを決意したからには、やはり間食を控えることが第一です。
そもそも、毎日三食食べていれば、栄養的には十分です。
デスクワークが多い人だと、毎日の摂取カロリーを消費できていない恐れもあります。従って、間食は足りない栄養素を取り入れるための手段ぐらいに捉えられれば良いのですが、なかなかそうはいきません。
甘いものが大好きな人にとって、これまで食べていたものをいきなり我慢しろというのは難しい話です。
街を歩けばケーキやチョコレートなど美味しいものにあふれています。それに、甘いものを食べた方が良いときも実はあるのです。
それゆえ、食べてはいけないのではなく、食べる量を調整して、うまく自分をコントロールすることが重要になってきます。
生理中は甘いものOK
まず、甘いものを食べても良い時期、それは女性にとっての生理日中です。
女性の身体はデリケートに出来ていて、生理前などにいらいらしたりするもの。
それを抑えてくれるのが糖分だったりします。特にいつもと変わりはないのに、無性にイライラしたりする時、甘いものをちょっとつまむだけで幸福感に包まれますよね。
それによって周りの人を傷つけなくてすむ場合もあります。
それに生理期間は、どうしても痩せにくい期間でもあります。
これは自分の身体を守っている生得的な働きでもあるので、この期間に無理に体重を落とそうとするのはやめましょう。普段頑張っている自分にご褒美をあげる期間としておけば、甘いものを食べた罪悪感も減ります。
生理中のホルモンバランス
生理前から、黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌が増えることから、体調がすぐれなかったり、肌荒れを起こしやすくします。
また、このプロゲステロンは、脂肪や水分を溜めやすくする作用があるため、ダイエットには悪影響。そのことからも、生理中では現状維持を務め、卵胞ホルモンであるエストロゲンが分泌される生理後に、ダイエットを開始することが最適ですね。
生理中の食生活は・・
生理中では血液が失われてしまうので、十分な栄養補給が重要となりますが、食べ過ぎ、飲み過ぎには注意が必要です。また、単品や置き換えダイエットなどは、生理中には身体に負担がかかり過ぎるので避けるようにしましょう。
もちろん、生理中を「ダイエット中断時期」ではなく「現状維持の時期」と考えて、食事制限を軽減する程度、腹八分目を意識することがオススメです。
そして、生理中、ダイエット中に不足しやすい栄養素である鉄分の摂取も心がけるようにしましょう。鉄分を豊富に含む食品では、レバーやしじみ、納豆、卵黄などが挙げられます。さらに、鉄分の吸収を高めるビタミンCや、赤血球生成に重要な葉酸の摂取も必要です。ビタミンCでは、レモンやキウイ、ゴーヤ、ピーマンなど、葉酸では納豆や枝豆、アスパラ、レバーが挙げられます。
上記でも記した様にイライラを抑えてくれる若干の糖質もOKです。
生理中の運動
生理痛も加わって、運動がしづらい時期ではありますが、運動をしてはいけないということはありません。ハードな運動は避けた方がいいものの、適度に身体を動かして血液循環を促進し、水分を溜める生理中に起こりやすいむくみなどを効果的に解消していきましょう。
無理に運動をする必要はありませんが、生理痛が緩い時には、柔軟やストレッチ、軽いウォーキングなどを行いたいですね。
そうして、生理が終わってから、また集中ダイエットをスタート! 生理後はホルモンバランスによって体調も良く、身体が痩せやすい状態なので、生理中にあまりできなかった運動量をアップさせたいものですね。
また疲れている時は甘いものOK
また、単純にデスクワークなどでは頭を使う仕事が多いので脳が疲れてしまいます。脳の疲れをとってくれるのもまた糖分です。
疲れたなぁと感じたら、少し甘いものを食べることを自分に許す勇気も大事です。
そして、一番大切なことは、甘いものが食べられないことに対してストレスを感じない生活をおくることです。
ストレスを感じることで実は太りやすくなってしまったり、甘いものを余計に欲してしまい悪循環にはまってしまいます。
あくまでも自分が楽しいと感じられるようにダイエットすることが成功にもつながります。