計画的なダイエットを図る為に、毎日の摂取カロリーを計算しながら行動をされている方が多く居ます。
しかし、そのカロリー計算は本当に正確なのでしょうか?
1カロリー単位でズレの無い計算を行うのは、特殊な機材を用いない限り一般の女性では不可能です。
大雑把な計算でも問題なく痩せられる事を念頭に置きましょう。
1.自分に必要な1日のカロリー
書籍やインターネット上においては、成人女性に必要な1日の摂取カロリーは概ね1,800kcalと表記されています。しかし、これはあくまで「目安」です。実際、年齢や環境でも変化がありますし、一概に「1,800kcal!!」と決め付けてそれを基準とするのは大きな誤りです。
まずは、年齢を重ねるごとに必要カロリーは減少し、その日の労働程度でも必要カロリーの大小が変化するという事を覚えておきましょう。
2.必要カロリーを多く見積もって計算
大まかに自分の1日に必要なカロリーが計算出来たら、後は1日に摂取するカロリーを計算すればOKです。毎日3食、カロリー計算は面倒と思われるでしょうが、それは最初だけですので調べておきましょう。
そして、表記されているカロリー表示を「少し多く見積もって」計算するのです。ここが肝心で、ご飯1杯は大体250kcalですので、300kcalと見積もっておけば過剰摂取が避けられます。
3.余分に食べられる錯覚でお得感
摂取カロリーを多く見積もる最大の欠点が、「食事の量が減る」という事です。多く見積もるという事は、通常のそれより早く上限に達してしまいます。
ここで我慢出来ればさらなるダイエットの効果が期待出来るのですが、どうしても我慢が出来ない方は300lcal程度の物なら食べても問題ありません。要するに、摂取カロリーを多く見積もっておく事によって「ワンチャンス」が発生するのです。
カロリー計算は重要です。しかし、それだけに捕われていては、カロリー計算だけで満足してしまう恐れもあります。
肝心なのはダイエットの効果であり、カロリー計算は二の次である事を理解しておきましょう。