ダイエットの基本は、摂取カロリーを抑えて、消費カロリーを増やすという事です。摂取カロリーよりもカロリーをたくさん消費する事によって、体重は減少する事になります。
摂取カロリーを抑えるために行うのが、食事制限です。体を壊さないように工夫しながら食事制限を行うためには、食品ごとのカロリー量を知る必要があります。
無理のないダイエットを行うために必要なカロリー量
成人女性が一日に消費するカロリー量は、個人によって異なっていますが、2000キロカロリー前後と考えられます。
摂取するカロリーを2000キロカロリー未満に抑えれば、体重は減少する事になります。しかしあまり無理な食事制限を行うと体を壊してしまうだけではなく、リバウンドがおこる確率も高くなってしまいます。
一般的に推奨されているダイエット時の一日の摂取カロリー量は、1600キロカロリーとされています。この数値を下回らないように注意する事が必要です。
1600キロカロリーで食べる事が出来る食品
1600キロカロリーは、通常の食生活の約80パーセントと考えればよい数字です。家庭で食事をとる場合には、1品品数を減らすだけで到達する数値です。特に食べてはならない食品を決める必要はありません。
腹8分という事を意識する事が出来れば、特に苦労なく続ける事が可能であり、健康を害してしまう危険も少なくて済みます。しかし高いカロリーの食品であれば、少しの分量と感じていてもすぐにオーバーしてしまう数字となっています。特に注意が必要なのは、お酒を飲むような場所で摂る食事です。
唐揚げなどの単品料理であっても高カロリーの食品は少なくはありません。これらをつまみながらビールなどを飲んでしまうと短時間でカロリーオーバーとなってしまいます。
カロリー量と共に注意する事
カロリー量が同じであっても太りやすい食品と、そうでない食品があることにも注意する必要があります。
例えば白米と玄米では、白米のほうが太りやすいという事が言えます。これは白米のほうが吸収率が高いという事が原因となっています。玄米には食物繊維が多く含まれているので、他の食品の栄養素の吸収を阻害する働きもあります。
さらに食物繊維を多く含んでいるということから、ダイエットの大敵である便秘を防ぐ効果が期待できます。ダイエットを行っている場合には、適度に玄米を取り入れる事によって、さらにスムーズな体重の減少を期待する事が出来ます。