適度な運動は、ダイエットや健康的な生活には必要です。
ダイエットや身体の引き締めのために、 日々運動を生活に取り入れているという方は大勢いますが、日々努力を重ねても、思うような体重減少や体型変化を遂げられなくて悩む人も少なくありません。
筋肉の質
このような原因の一つとして考えられるのが、筋肉の質です。
まず自分自身のふくらはぎや太ももの筋肉を触ってみて下さい。
どのような感触でしょうか。
理想的な筋肉の質は、柔らかい筋肉です。
といっても、常に柔らかいというのではなく、力を入れると硬くなり、
力を抜くと柔らかになるというのが理想的な筋肉です。
筋肉が硬いと…
ふくらはぎや太ももの筋肉が、力を抜いても、どこかしら筋張って硬い感じがするならば、いくら運動を重ねても細くはなりません。
なぜならば、筋肉の中に老廃物が溜まったままとなり、血液循環も、リンパ液の循環も滞ってしまうからです。
リンパ液の滞りが、むくみ太りを招くことはよく知られていますね。
また、筋肉が硬くなることによって、関節の可動域も狭まります。
それもまた体重が落ちない原因となります。
手脚が十分に伸びない、身体が十分に動かせないがために、日々の生活の中で一つ一つの動作が小さくなって、
消費カロリーもまた落ちてしまうからです。
ストレッチの重要性
運動するということは、同じ筋肉部位を、集中的に繰り返し負荷をかけ続けることを意味します。
負荷がかかった筋肉は、やがて強張って硬くなります。
運動後のストレッチは、その強張りを軟化させ、筋肉に溜まった老廃物を取り除き、疲労の蓄積を防ぎます。
運動前のストレッチは、身体のウォームアップを目的とします。
硬くなっている筋肉をほぐして刺激を与え、身体の可動域を広げて身体を動かしやすくさせます。
特に運動前に大事なのは、可動域を広げることによって怪我の予防になるからです。
ウォーキングや軽いジョギングだからといって、運動前後のストレッチを省略すると、慢性的に硬い筋肉を抱えた身体で生活することになります。
それは、運動による恩恵を受けれないばかりでなく、身体の可動域を狭めて、生活の質を落とすことにもつながります。
折角の努力を無にしないために、是非運動前後はストレッチを忘れずに。