筋肉の役割と使い方
人間の体を支え、動かすために必用な筋肉ですが、もちろんそれ以外のたくさんの役割を担っています。体温を維持するためにも筋肉は必用な物であり、このことが代謝量とも密接に関係している部分です。
体を動かすことで筋肉を使い、鍛えるのが運動です。トレーニングを行って鍛えることで、徐々に量を増やしたり、衰えを防止することができます。
そして、体を支えるという目的で日常的に筋肉を使うことでも、代謝は行われるということに注目してみましょう。
たとえば、良い姿勢を保つために背筋を伸ばし続ける為には、背筋が働いていると共に、腹筋の力も必用です。
この片方、あるいは両方が弱ってしまうと、良い姿勢を保ち続けるというだけのことができなくなり、次第に姿勢が悪くなってしまうことがあるのです。
姿勢の悪い状態や、常に猫背気味でいることは、代謝の低下を招きます。反対に言えば、常に良い姿勢を心掛けて実行しているだけで、代謝量を上げることが出来るのです。
このように、静止している時でもできる筋肉を使う方法を利用する事で、デスクワークの多い仕事をしている人にでも、できる対策はたくさん存在しています。どの部分の筋肉を使っているのかを意識するだけでも違いが出てきます。
ただ歩いているだけの時にも、筋肉の動きを意識することで、よりしっかりと動かすことができるようになります。日常生活の中で、ほんの少しずつでも鍛える方法として、心に留めておいて下さい。
筋肉の種類
筋肉には白と赤の2種類があり、使われるシーンが分かれています。
白筋・赤筋と呼ぶほかに、速筋と遅筋呼ばれて区別されています。両者を比較すると遅筋のほうがエネルギー消費能力が高いため、代謝アップのために使ったり鍛えたりする場合には適しています。
速筋は、名前の通り速い動きに使用され質の筋肉で、遅筋はその反対にゆっくりとした動きを続ける時に使われています。
遅筋は、基礎代謝を担っている筋肉でもあります。
コメント