ダイエットの一番の敵は、ダイエット方法や痩せにくい体質などではなく、継続することのできない意思の弱さです。そこで、この意思の弱さを克服し、ダイエットしようと思った決意を鈍らせない方法を考えて実行してみることにしました。
まず第一に、自分の姿をしっかり見つめることです。
鏡で見て、うわっ私の体とんでもないことになっていると焦っても、時間がたつとついついその事実から目をそらしてしまいます。そこで、私は、なるべく体のラインがしっかり分かる薄手の服装で、自分の姿を前・横・後ろから夫にカメラで撮影してもらい、客観的に自分の体を見られるようにしました。そのカメラに映る自分の姿は、想像以上に太くて醜くて泣きそうです。特に、自分からは見えない後姿には愕然としました。背中にもお肉がついて、お尻は垂れて、20歳くらい上の年齢にしか見えません。その醜い姿が写った写真を、毎日自宅でご飯を食べる前に見ることで、食べ過ぎを防ぐのに成功しました。
第二に、おやつを我慢する方法です。
さきほどの醜い姿の写真は、絶対に誰かに見られたくはない姿なので、いつも自分だけでこっそり見るようにしていましたが、今度は皆からも見られて良い写真を準備しますこの時に使う写真は、自分の好きな人です。
恋人でも、片思いの相手でも、好きなアイドルでもなんでも良いので、自分の大好きな人の写真を準備します。
それを、冷蔵庫や食品庫などに張り付けておいて、おやつに手が伸びそうになった時に、写真を見られるようにするのです。
写真を見たら、太っている自分をその人はどう思うんだろうとか、お姫様抱っこしてもらう想像をして、ぐっとおやつを食べるのをこらえることに成功しました。
第三に、太っていることで辛い目にあったことを、紙に書きだすことです。
食べることってものすごく幸せなことなのですが、食べ過ぎるとこんな不幸な目にあうのだ、もうあんな思いはしたくないという思いを書きだすことで、自分にとっては太っていることで人生で損をしてきたことが再認識できるのです。その時の、太っている自分は嫌だという思いを思い出し、くじけそうな心を再び湧き上がらせることができます。ただ書くのではなく、毎朝読み返し、「太っている自分は嫌だ、絶対に痩せてやる」と声に出していうことで、ダイエットを続ける意欲を保つことができました。
初めにも言いましたが、ダイエットの最大の敵は、意欲を失って楽な方に行ってしまう心です。
意欲さえ保てれば、どんなダイエット法でもきっと成功できますよ。
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