「よし、今日からダイエット!」と意気込んで始めるものの、途中で挫折してしまうのがダイエットの悩み。
痩せてもリバウンドを繰り返すと、どんどん痩せにくい体質になると言われています。
新しいダイエット法を次々と試すよりも、普段の生活習慣を見直すことが、理想体型への近道ですね。
簡単!でも効果抜群の“ヤセ習慣”
まずは、理想体型に近づくためのよい習慣から。
①良く噛んで食べる
噛む回数を意識して増やすことで、食事に集中するごとができ、満足感がUPします。また、しっかり噛むことで脳の満腹中枢が刺激され、少量でも満腹感を得ることができます。
噛むことで脂肪の燃焼が促進されたり、噛むという運動で消費されるカロリーも意外と多い、という研究報告もあります。早食いを防げるので、痩せるだけでなく健康にも良い習慣です。
②姿勢を正しく保つ
悪い姿勢は、骨格のゆがみを引き起こし、太ももやおなかなどに、脂肪が付きやすくなります。姿勢を保つためには、意外と筋肉が必要です。常に姿勢を保つことで、エクササイズ効果を得ることができるのです。
③ほんの少しの運動を積極的にする。
50kgの女性の場合、30秒の階段のぼりで3kcal、下りで1Kcalを消費します。また、普段よりも急ぎ足で歩けば45%も消費カロリーがUPします。「今ので3Kal消費!」などと思いながら運動すると楽しく続けられます。
やりがち!でもNGの“おデブ習慣”
“一方で、悪い習慣にはサヨナラしなければなりません。
①睡眠時間が短い
理想的な睡眠時間は1日7~9時間です。睡眠時間が6時間以下の場合で23%、1日4時間以下だと73%も肥満になる確率がいという研究報告があります。睡眠不足になると、食欲を抑制するホルモンの分泌が減っる一方で、食欲を増進するホルモンの分泌が増えるためであるといわれています。睡眠不足はダイエットの敵であると心得ましょう。
②食事を抜く
1日3回の食事を規則正しく取らないと、栄養吸収がUPすると同時に、体の燃費が向上します。一見良さそうですが、食べたもののカロリーを残らず蓄えて、カロリーをあまり使わずに動けるようになるということです。
③ヤケ食い・ヤケ酒
ストレス解消のつもりでヤケ食い・ヤケ酒をしてしまうと、そのこと自体がストレスや自己嫌悪を招き、摂食障害などにもなりかねません。自制しましょう。”
安易な飲食はNG
食事のカロリーには気を付けていても、飲み物のカロリーは見過ごしてしまうこともあります。「これくらいは、いいかな」と安易に思わないことも大切です。