衝撃の事実!ダイエットがうまくいかない原因?歯磨きとダイエットの関係とは?

衝撃の事実!ダイエットがうまくいかない原因?歯磨きとダイエットの関係とは? 生活

摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにしてさえいれば、必ずダイエットは成功します。より美しく痩せるために、エクササイズも欠かせません。

ちゃんとやっているのに、何故か痩せない―。そんな時、ダイエットがうまくいかない原因は、意外なところに潜んでいるかもしれません。

関係があるとは思わなかった!    

実は、歯磨きが不十分だと、代謝が悪くなることがあるのです。

人間の口の中には、確認されているだけで500種類以上もの細菌がいます。

その数は何と数億。細菌たちは、歯と歯の間や歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の隙間に付いたプラーク(歯垢)の中を住処としています。

歯磨きできちんと除去しておかないと、やがては歯肉炎や歯槽膿漏などの歯周病になってしまうのです。

歯周病になると、腫れた歯茎から血管の中へと原因菌たちが侵入してしまいます。そうすると、何と、血管内にもプラークができてしまうのです。異物の付着した血管は、血液の流れる空間が狭くなっているので、血行不良を起こしてしまうのです。

血行が悪化すると、細胞への酸素や栄養の供給が滞りますので、代謝の悪化を招いてしまいます。

むくみに関する誤解

水分の摂取不足もいけません。「水を飲んでも太る」という人がいますが、水にはカロリーが無いので、飲んでも体脂肪が増えるということはあり得ません。おそらく、「むくんでしまう」と言いたいのだと思いますが、実はそれも誤解なのです。

私たちの体は、成人の場合で約60~65%の水分を含んでいます。体中の細胞に酸素や栄養を届けるためには水分が必要不可欠です。

水分が足りなくなると、体内の水分をこれ以上失わないように、抗利尿ホルモンが分泌されます。尿の排泄を抑制するホルモンですから、体に水分をため込む働きをします。

つまり、体の水分不足がむくみを起こすことにつながるのです。

また、細胞への酸素や栄養の供給が停滞すれば、代謝を悪化させかねません。

気を付けたいポイントは…

ダイエットには無関係に思える歯周病ケア不足や、むくみ解消のつもりでやっている水分管理が、ダイエットの邪魔にならないよう気を付けたいものですね。

通常の歯磨きだけでなく、歯間ブラシや舌クリーナー、液体歯磨きなどを駆使して、歯周病対策を万全にしましょう。

また、サウナやエクササイズで汗をかく前はもちろん、普段からこまめに水分をとるよう心掛けましょう。