夜更かしはダイエットの大敵、とよくいわれますが、ちょうどその逆、早起きを習慣にしている人に、まず太った人はいません。
人間の身体はもともと、「朝起きて夜眠る」用にできているため、代謝のリズムもそれに合ったものになっています。簡単にいえば、昼と夜に同じものを食べたとして、夜のほうがより「太りやすい」というわけです。
夜仕事があるという方は仕方ありませんが、昼間仕事をしていても常に夜更かしという人は多いですよね?
でも朝型生活を身につければ、それだけでダイエットになると考えたらどうでしょうか。
ここでは、夜型生活を朝型にきりかえるための心構えをピックアップしました。
「0時に布団に入る」を目標に、逆算してスケジューリングする
家に帰ってから寝る前のルーティンというのはだいたい決まっているものですから、漠然と「早く寝よう」とだけ思っていても、全部すませたら2時か3時だった、なんていうことはザラです。早寝のコツは逆算。自分のいつもやっていることを書き出して、どうしたら0時に布団に入れるのか、ということを考えてみましょう。
○時以降は食べないと決める
消化器官が働いている限り、なかなか人の身体は眠りにつくことができません。夜中でも平気で物を食べていた人はまず「0時」から、クリアできたらどんどん前倒しして、最終的には9時を目指しましょう。もし飲みにいっても、決めた時間以降はミネラルウォーターにするなど工夫してみてください。
早起きは無理しない
早起きをルールにしてしまうと、挫折率が高くなります。まずは早く寝ることを習慣づけて、「お腹が空いて目が覚める」という感覚がでてきたら、二度寝をしないようにする、といった程度に目標を定めておきましょう。
まとめ
朝型にするとなると、どうしても「早起きしないと」というプレッシャーを感じてしまいがちですが、早起きをするためには「早起きできる身体のリズム」を取り戻す必要があります。慣れてしまえば辛い食事制限をすることなく、スリムな身体を手に入れることも可能ですから、焦らず「早く寝る」ことからがんばってみてください。