世はダイエット社会。美しさを求め、ダイエットに励んでらっしゃる女性は多いと思います。しかしお尋ねしたいのですが、ダイエットを行っているみなさんは普段、どのような方法でダイエットを行っているのでしょうか?
こう聞くと、おそらく食事制限のみでダイエットを行っている、と答える方も多いでしょう。もちろんダイエットに食事制限は非常に有効ですし、食生活を改め、摂取カロリーや栄養バランスを考える良いきっかけともなります。しかし、プロポーションを整えるダイエット、となりますと、食事制限のみではデメリットも生じてきます。
まず、食事制限でダイエットを行うと、脂肪よりも筋肉が先に衰えてきます。筋肉は脂肪よりも重いので、筋肉が衰えると体重の減少が見られ、痩せたと勘違いすることがあります。それに加え、筋肉が衰えると脂肪の燃焼作用も衰えるというデメリットや、乳房やおしりが垂れ下がってしまったり、足のふくらはぎがだらんとダレて若々しさを失ってしまったり、と身体の様々な部分に影響がでてきます。
だから多くのダイエット本では食事制限に加え適度な運動を行ったほうがいい、と書かれてあるのです。
一般的な人の生活で、1日に歩く歩数は5000歩、と言われていますが、しかし、仕事がデスクワーク中心で、普段運動すらまともにしない、という方も多い現在。いきなりダイエットのために運動をする、と言っても続かないものですし、苦痛ですよね。
そこで今回はデスクワーク中でもできる、簡単で苦のない運動ダイエット法をお教えしたいと思います。
仕事中のスキマ時間や家事の合間に継続して行っていれば、徐々に効果は現れてくるでしょう。
まずは机の下ダイエット法。
デスクで作業をするとき、いつもより椅子に浅く腰掛け足裏が床につかないように浮かせます。そしておしりをきゅっと引き締める。
あとは普通に仕事をするだけ。そうすると自然と背筋がピンとなり、足を浮かせようとお腹にも力が入ります。ふくらはぎ・太もも・お腹・おしりなど下半身全体が鍛えられ、なおかつ猫背の方は背筋が矯正される筋トレ法になります。
これを毎日続けていれば、徐々に効果が現れてくるでしょう。
手のひらを使ってバストアップ。
胸の垂れ防止に有効なのが、腕立て伏せなどの筋トレ法なのですが、腕立て伏せは慣れない人には結構きつい。なので、今回は腕立て伏せに変わるバストアップトレーニング法をご紹介。まずは胸の前で手のひらを合わせ腕を体から離し、垂直になるようにします。
そしてその体制のまま、手のひら同士を上に押し上げるように力をこめます。
手のひら同士だけだと力がこめづらいので、手と手の間に厚めの本を一冊挟むとなお有効です。やってみると分かりますが、胸のデコルテの辺りに力が入るのが分かりますので、これを毎日空いた時間に続けると効果が出てくるでしょう。
今回2つのトレーニング法をお伝えしましたが、参考になったでしょうか。
皆さんも健康的で久無理のないダイエット生活で、理想のプロポーションを手に入れましょう。