動物性脂質、植物性脂質どっちが肥満に効果的? 

肥満の原因といえばやはり脂質です。脂っこい食べ物はおいしいですが、食べ過ぎるともちろん肥満につながります。
では脂質が全て「悪」なのかというと決してそうでもありません。脂質を構成する物質には大きく分けて2種類があります。

1つは動物性脂肪に多く含まれる「飽和脂肪酸」、もう1つは植物姓脂肪や魚の脂肪に多く含まれる「不飽和脂肪酸」があります。

問題は「飽和脂肪酸」の摂りすぎなのです。

逆に「不飽和脂肪酸」の摂取は体にとって、決して害ではないどころか、よいのです。
中でもリノール酸とよばれるものは積極的に摂取した方がよいでしょう。ただ、摂りすぎはやはり注意して下さい。

ところで、植物油の中で最近注目を集めているのが、オリーブ油です。

実はオリーブ油に含まれているオレイン酸が体に非常にいいということで脚光を浴びているのです。
これは悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やすはたらきがあるので、おすすめです。

油には注意

ダイエットといっても、食べたいものを全て我慢するのは精神衛生上よくありませんから、本来はあまりダイエットによくない天ぷらでも、どうしても食べたいときは食べて結構です。
ただ、油には注意して下さい。
できるだけ植物油を使うことをおすすめします。

ただ、植物油といっても購入するときは製造年月日の新しいものをできるだけ選ぶようにして下さい。
天ぷらなどで使った油はよくこして密閉容器に入れ、冷暗所で保管します。そして同じ油で何度も揚げ物をするのは避けて、少なくとも1ヶ月以内には使い切って下さい。
古い油は酸化しやすいので、動脈硬化を引き起こしたり、老化を早めたり、発がん性を強めるなど悪影響を及ぼすことにもつながります。
酸化防止のためにはビタミンEを一緒に摂るようにしましょう。

動物性脂質、植物性脂質どっち

また、誤解されがちなのは、動物性脂質を全く摂らずに植物性脂質ばかりを摂るのがよいという考え方です。

理想的なのは動物性脂質が1に対して植物性脂質が1から2くらいです。決して動物性脂質を全く摂取しないのがよいというのではありません。何事もバランスが大切です。このバランスを崩してしまうと必ず体のどこかに変調をきたしてしまいます