運動不足と加齢
基礎代謝がどれくらいあるのかは、体の中の筋肉量と直接に関係しています。
特に鍛えていなくても、若いうちは筋肉が作られやすく維持もされやすいため、あまり努力しなくても問題を感じない人が多いのですが、三十代以降は徐々に減ってゆくものであるため、しっかりと意識して筋肉をの衰えを防ぐ必用が出てくるのです。
この、加齢による筋肉量の減少は、成長ホルモンなどの関係から生じる物なので、ある程度は仕方が無いと割り切って考えて下さい。
しかし、ポイントを押さえてトレーニングを行う事で、代謝の良い体質を維持し続ける事はある程度可能ですから、「もう歳だから仕方が無い・・・」と諦めてしまわずに、少しずつ努力を続けてゆきましょう。
ダイエットで基礎代謝が下がることも
ダイエットは正しく行わなければならないものですが、自己流に食事を抜いたり、極端に小食に押さえたりすることで痩せよう、と考える人は大勢いるでしょう。
しかし、間違ったダイエットの大きな落とし穴は、基礎代謝の低下という形でも跳ね返ってくることがあるので、よく注意しなければなりません。
筋肉まで落ちてしまう
摂取カロリーを減らすことだけで減量をすると、脂肪だけで無く筋肉までもが減少してしまうと言われています。
せっかくダイエットに成功したと思っても、その後に起きるリバウンドに苦しむ人が多いのは、ここにポイントがあるのです。
ダイエット中に筋肉量が減り、基礎代謝が減少したために、以前と同じ食生活に戻った時に太るという構図が出来上がってしまっているのです。
この悪いサイクルを断ち切るためにも、食事制限で失われやすい筋肉を動かして、鍛えながら痩せる方法がおすすめなのです。
筋力が衰えると全体的に姿勢が悪くなったり、日常生活で体を動かすことが億劫に感じられるようにもなります。基礎代謝が下がったうえに、生活活動代謝も少なくなってしまうことから、太りやすい状態が作られてしまうのです。
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