最近の産院では妊娠期の無駄な体重増加に対して厳しい指導があったり、妊婦さん自身も体重が増えないように様々な工夫を凝らす方が多くいらっしゃいますね。
しかしいざ出産を終えてみると、今まで我慢していた食欲が爆発するかのように、食事の量や質が妊娠前と同じ、もしくはそれ以上になってしまい、産後太りに悩むママもいます。
産後太りで悩まないために、また健康で元気な産後期を過ごすには一体どのようにすれば良いのでしょうか?
産後はプラス200カロリーでOK
よく、「母乳だからいっぱい食べても大丈夫」
「母乳でカロリー消費するから多く食べなくちゃ」
と考える方がいますが、新生児期の沢山母乳を生産している時期でさえ、そしてそれを赤ちゃんが飲んでくれたとしても、それらに必要な+消費されるカロリーは200~300キロカロリー。
200キロカロリーとは、ご飯茶碗に小盛り1杯ほど。
3食きちんと食べてそれでもお腹が空いてしまう場合は、おやつ(捕食)は200キロカロリーを
目安にしましょう。
昔ながらの食事で美味しい母乳と健康体をダブルゲット
昔ながらの和を中心とした食事はカロリーも低く、食物繊維や鉄分も効率良く摂取することができます。
特に母乳育児をしているママに必要なのは、鉄分。
空腹を感じて余計に食べ過ぎてしまって産後太りが解消されないママ達の多くは、実は鉄分不足が原因です。
母乳を生産するには多くの鉄分を必要としているからです。
和の食事は母乳をサラサラにして美味しくなります。
カロリーコントロールと美味しい母乳生産には和の食事が効果的です。
骨盤矯正で妊娠前よりスリムなヒップ
出産によって開いた骨盤は、産後半年~1年ほどかけて元の位置に戻ってゆきます。
この骨盤が緩んだ時期に、体重の増加、筋力の低下など骨盤が戻らない原因を作ってしまうと、広がった骨盤が戻らず、そこに肉が付いて大きなヒップに見えてしまいます。
逆にこの緩んだ時期に骨盤矯正
をすることで、産前よりも締まった骨盤と下半身を手に入れられるチャンスなのです。
女性としての大仕事を終え、睡眠不足が続く毎日。
産後は本当に慌ただしくなりますが、食事も骨盤も、生活習慣そのものも変える大チャンスのダイエット黄金期。
このゴールデンタイムを見逃さないで、産前よりもパワーアップした体を手に入れてくださいね。