ダイエットに挑戦したことのない女性はいないでしょう。早い人では小学生の時からダイエットを始めています。でも大抵の人は思ったように効果があがらず、いつまでたっても「ダイエットしなくちゃ」という気持でいます。この夏こそ、そんな自分とさよならしてみませんか?
1.まずは自分の現在の体重と、なりたい体重を文字にして書き出す。
できれば現在の自分の体重とは、あまり向かいあいたくありませんよね?ですがしっかりダイエットするには、まず今の自分としっかり向き合う必要があります。
今の体重が何キロで、
自分は何キロになりたいのか。
そしてそれはいつまでになりたいのか。
この3点をしっかり書きだしてみましょう。もちろん短期間に自分の思い通りの体重になるにこしたことはありませんが、無理なダイエットは身体にもよくありませんし、リバウンドも招きます。健康的に痩せるには、1月に1-2キロが限度でしょう。それを基に無理のない希望体重を出してみましょう。
2.現在の自分の食生活を書き出します。
これはまだ準備段階ですから、現在の食事のありままを書いてください。大体1週間つづければ、自分がどういう物を普段口にしているのか、わかりますね。普段のあなたの食生活を知る上でこれはとても大切です。口に入る物は例え水でも、何時にどのような物をどれくらい口にしたのか、時間もあわせて書き出してください。
3.自分の一日の行動を書いてみましょう。
毎日何時に起きて、何分歩いて駅に行き、どのような形で学校や会社などに行っているのか。週末はどんなことをしているのか。そして何時に寝ているか。これを書き出すと毎日の生活パターンを知ることと、どのくらいの運動量があるのかを知ることができます。
4.自分の行動パターンや食事の仕方、運動量などがしっかり把握。
こうして自分の1週間の行動を書き出してみると、思いのほかいろいろな物を口にしていたことに気付いたり、普段は殆ど運動をしていないことに気付きませんか?そして寝るのも毎日遅いのではありませんか?そのような行動が積み重なって現在のあなたが出来てきます。
そして自分が書いた食べ物や飲み物の表で、これは余分だなと思われる物には赤で大きく丸とつけてください。また毎日の行動でも「これはしちゃまずかったかな」と思われるものには同じように赤で大きく丸とつけましょう。自分の生活のダイエット的にはまずいところをしっかり認識することで、ダイエットの3割は成功したと言っていいでしょう。
5.食生活を見直す
これまでいろいろなダイエットを試したと思いますが、一日しっかり3食を食べていましたか?置き換えダイエットや一つの物ばかり食べるダイエットでは、一時的に体重は落ちても長続きしません。一時的なダイエットではなく、適性体重をキープしたいのなら、しっかりした食生活を身に付けましょう。
そのためには朝食も抜いてはいけません。
もちろん朝は時間がないので、簡単なものになってしまうのは止むをません。まずは起きぬけにお白湯か季節によっては水を飲みましょう。これにより、眠っていた胃腸の働きを活発にします。そして菓子パンに牛乳などというカロリーばかりの物は避け、自家製のスムージーなどはいかがでしょうか。
ミキサーにバナナ、豆乳、青菜、きなこなどをお好みで入れて、スイッチを入れるだけです。これですと腹もちもよく、途中でお腹がすきませんし、必要な栄養素は摂ることができます。洗いものもミキサー一つで済むので、忙しい朝にはお勧めです。ミキサーを洗う時には、一度水を入れて、もう一度スイッチを入れてください。それで大抵の汚れは落ちるので、後はさっと水洗いをすればいいのです。
お昼や夕食もきちんと取るのが基本です。
そして出来るだけ間食は食べないようにしましょう。どうしてもお腹が空いた時には、小さめの果物を皮ごと食べたり、ドライフルーツなどのような噛みごたえのあるものを、よく噛んで食べてください。
また炭水化物はお昼にしっかり取って、夕食では食事の最後にするのもいいでしょう。炭水化物を抜いてしまうのは、いらいらしてくるのでお勧めできません。お昼に摂れば、寝る前までにはしっかり消化されるので、身体に蓄積されることが少なくなります。
食事の際に気をつけることは、なるべく汁ものを先に食べる、精製していないご飯やパンを取る、野菜を先に食べて、それから副菜、主菜と食べ進め、最後にご飯を食べるという順番にしてください。
こうすることにより、お腹が満腹になりやすいので、食べすぎ防止にもつながります。そしてどんなものも、しっかりよく噛んで食べる習慣をつけましょう。これは口のエクセサイズにもつながります。表情筋を鍛えることにもなりますので、顔のたるみなどにもいいのですよ。
最後に
このような正しい食生活を身につければ、ダイエットの8割は成功したも同然です。後は出来るだけ歩くようにして、運動量を意識して増やしましょう。ジムに行く時間がなくても、今までよりもちょっと長く歩くことを心がければいいのです。大丈夫、今度のダイエットはきっと成功しますよ。