日常生活に密着したダイエットの一つとして、補正下着をつける方法があります。補正下着をつけることによって、お尻やお腹などの贅肉を寄せて上げ、あるべきところへ移動させ、すっきりとした体型に見せることができます。女性は特に、加齢とともにバストやヒップも下がり気味となり、産後ではお腹のたるみが気になるもの。そんな贅肉をしっかりと矯正してくれる下着をつけて、ダイエット中にさらなるプラス効果を加えてはいかがでしょうか。
多種多様な補正下着
補正下着にも様々な種類があり、バストアップ効果があるブラや、ウエストを引き締めヒップアップ効果も期待できるガードル、全体的に引き締め効果を高めるボディスーツなど、一時的、短期間の着用ではなく、毎日着ることでバストやヒップへと移動させた贅肉を定着させることが可能と言われています。
補正下着というと、お洒落でもなく、長時間窮屈な思いをしなければいけないというイメージがありそうですが、近年では生地や裁断にも多彩な工夫が施され、着心地がよい製品が多く販売されています。また総レースなど、愛らしいディザインも豊富でオススメです。
もちろん、補正下着は必ず試着をして、自分の身体に合うものを選びましょう。
補正下着での問題点
脱いだ開放感を思えば、補正下着でかなりの締め付けがあるのですから、痩せるような気がしますよね。長年補正下着も製作販売をしている有名下着メーカーによれば、補正下着だけで体型を変えることは難しいとのこと。特に、きつ過ぎる、サイズが合っていない補正下着の長時間着用は、疲れやすくさせてしまいます。人の身体の約60~70%である体液は、肌に強い圧力がかかると血流や代謝を悪くさせ、疲れやコリの原因になるのです。人によっては、補正下着の長時間着用により、疲れからダイエットに注ぐエネルギーさえなくなってしまうこともあるでしょう。
補正下着をダイエットに正しく利用する方法
補正下着に慣れてしまった身体が、エクササイズも怠るようになると、筋肉が落ちることから、痩せにくい身体へと変わってしまいます。そんなことを避けるためにも、筋トレを十分に行う必要があります。筋肉をつけながら、補正下着の効果を高めていきましょう。
補正下着の着用では、体型をキレイに見せる、魅力的に見せるということになり、つければ痩せられるということではありません。でも、ダイエット中には、スリムな体型に見せる、魅せるということも重要です。補正下着から身体を「解放」した後には、筋力づくりに努めて、補正下着がなくても魅せられる身体を目指したいものですね。