夏の疲労と夏太りの対策には、ビタミンB1の摂取が大切な理由

例年以上に暑い日が続きましたが、朝晩は涼しくなって、ようやく秋の気配も感じられるようになりました。
けれども酷暑によって積み重なった疲労が一気に吹き出し、身体が不調になるというには、意外と涼しくなりかけるこうした時期かもしれません。

夏場は、発汗などにより身体内のビタミン類の消耗し、全体的に不足気味になります。
その中でもビタミンB1は特に消耗が激しくなります。

ビタミンB1の効能

ビタミンB1は、疲労物質を取り除く効果がありますが、体内で合成することができません。したがって、食品やサプリメントなどから摂取する必要があるのです。
特にビタミンB類は、食事などから得た栄養をエネルギーに変換するのに必要不可欠な栄養素です。

ビタミンB1 は、ご飯や麺類といった主食に含まれる糖質を、エネルギーに変換します。
摂取された糖類に見合うビタミンB1が身体内にない場合には、糖類はエネルギーに変わらず、乳酸に変わって体内で疲れの元となってしまいます。

夏場の食事は、つい冷たい麺類に手が出しがちです。そうめんはその顕著な例ですが、ビタミンB類が入った副菜を一緒に食べずにいる食事というのは、そうめんから摂取した糖質をエネルギーに変換することもできず、そして疲労物質も取り除けないという食事ということになります。
夏バテなどの不調も大変気になりますが、女性にとってもっと気がかりなのは、こうした一見低カロリーの食事が、逆に夏太りを招くということです。

そして疲れも溜まり、食欲が落ち、また消化が良さそうな糖質中心の食事に陥り、ますます疲労物質が身体内に蓄積されるという悪循環に陥っていくのです。
夏が終わる頃になって、疲れが溜まった太った自分自身と対面するということにならないように、ビタミンB1の摂取は肝心なのです。
古くから土用丑の日に栄養価の高いうなぎを食べるのは、暑さを乗り切る知恵でもあったのです。

温暖化の影響なのか、最近は春と秋が短くなったようです。9月中も暑い日が続く年が多いように感じます。
今からでは遅いと思わずに、ビタミンB1の摂取心がけた方が、美容にも健康にも良いと思われます。

ビタミンB1を多く含む豚肉

ビタミンB1を多く含む食材は、もちろん先に述べたうなぎはもちろんですが、豚肉やレバー等に多く含まれています。うなぎは庶民にとって高値の花になりつつありますが、豚肉は安価で食べやすい食材です。

豚肉を食べる時は、ビタミンB1の吸収を高めるアリシンを多く含む、ニンニクやネギ類と一緒に摂ることを心がけましょう。
まだまだ暑いこの時期なら、さっぱりと口当たりが良くしっかりと栄養のとれる「冷たい豚肉のしゃぶしゃぶ」なんかがお勧めです。

つけダレやかけダレに、玉ねぎやニンニクのおろしたものを加えれば、ビタミンB1の吸収がよくなるばかりでなく、パンチが出て食欲もかきたてられます。
また、同じくビタミンB1が豊富なゴマを入れた、ゴマだれもお勧めです。