妊娠、出産によってたった一年の間に大きく変わっていく女性の体型。
一般的に産後は太ってしまい、元の身体に戻すのは大変というイメージがありますが、実は産後こそダイエットに最適の期間だったのです。
では、痩せるためにどんなことに気をつければ良いのでしょうか。
産後ダイエットに重要なポイントはずばり骨盤です。
赤ちゃんが通ることで、締まっていた骨盤が緩み、開き、それを放置してしまうと広がった下半身にお肉がついていくという負のループに入っていきます。
骨が緩んでいるので、尿モレや腰痛などのマイナートラブルも併発し、育児疲れとあいまってダイエットどころではなくなってしまいます。
この恐ろしいループを回避するには、何が必要か。
答えは簡単、骨盤を締めることです。骨盤の締め方にはいくつかあります。
1.サポートベルトをする 2.整体にいく 3.骨盤体操をする 4.仙骨を上から押さえてマッサージ
サポートベルトは効果なものもありますが、ホームセンターで15センチ幅の巨大なゴムチューブを購入し、大腿骨周辺をサポートするように巻くと同じような効果を得ることができます。装着後最初は、その動きやすさにビックリするかと思います。出産後の上手く歩けない、骨がバラバラになったような感覚からも解放されます。
産後は、最も骨盤が柔らかく、クセがつきやすくなっている時期です。
このときに意識をして体に締まっている状態を覚えさせるか、放置して緩んでいる状態を覚えさせるかによって、ウエストの細さはもちろん、太ももの細さ、姿勢まで変わってきます。姿勢が良くなると、たるみにも効果的です。体は全て連動し、繋がっているということを意識しましょう。更年期障害の重さもこの時期に左右されるという話もあるので、侮ってはいけません。
正しい知識を身につけ、出産後に自分をケアしてあげることで、赤ちゃんにもより深い愛情を掛けてあげることができます。
いつまでも若くて綺麗なママでいられるよう、みんなで頑張りましょう。