食べないダイエットは失敗する。ダイエットというと、多くの人は食事制限をします。一時的にはそれで痩せることができます。でも、その体重を維持することができる人はほとんどいません。食べることを我慢していた反動でドカ食い。ダイエット前の体重よりも増えてしまいます。
食べなければ痩せられない
痩せるためには摂取カロリーを減らさなくちゃ、そう思うはずです。ですが、それは間違い。痩せるためには食べなければいけません。
摂取カロリーを減らすと、体は少ないエネルギーでもやっていけるように代謝を落とします。
あまり食べないと、筋肉の材料となるタンパク質が不足します。タンパク質が不足することで、筋肉量が減少。筋肉でエネルギーを作っているので、代謝が落ちます。
脂肪を燃やすにも栄養が必要です。例えば、ビタミンB群は、糖質や脂質の代謝に必要です。食べる量が少ないと、脂肪を燃やすための栄養が摂れません。
このような理由で、食事制限では痩せることができないのです。痩せるためには食べなければなりません。
何を食べたらいいのか
食べなければいけない、といっても何を食べてもいい訳ではありません。何を食べるかが痩せるためのポイントです。
料理をするのが面倒でコンビニのお弁当ばかり。甘いものが大好きでお菓子が食事の代わり。これでは痩せられません。
痩せるためには栄養が必要なので、栄養のあるものを食べましょう。理想は和食です。
ご飯、魚、漬物や味噌汁といった発酵食品、野菜のおかずの和食はバランスのよい食事です。
パンVSご飯
パンには体に悪い油であるマーガリンやショートニングが使われています。パン食だと、おかずは肉など脂肪分が多いものになってしまいます。ご飯はパンに比べ脂肪分が少なく、おかずも野菜、魚など、脂肪分が少ないものに自然となります。よく噛んで食べることができるので、満腹感が得られやすい。腹持ちもよいです。
魚 DHAやEPA
魚にはDHAやEPAといったオメガ3系の必須脂肪酸が含まれています。オメガ3は炎症を抑えたり、肌にツヤを与えたりしてくれます。アディポネクチンという痩せている人に多いホルモンの分泌量を増やす働きもあります。魚に含まれる油は痩せる油なのです。
発酵食品は腸内環境をよくします。
便秘は栄養素の吸収を悪くします。細胞に栄養が届かなければ正しく細胞が働くことができません。その結果、代謝が下がってしまいます。
細胞に栄養が届かないと、肌のターンオーバーが乱れ、くすみなども目立つようになってしまいます。便秘になると有害物質が腸から吸収されるので、血液がドロドロになります。ドロドロ血液も代謝を落とし、痩せにくくなります。
できるだけ自分で料理した方がいいのですが、毎日和食を作るのは大変ですよね。
料理が面倒にならないようにするには、週末にまとめて料理して冷凍しておくと楽になります。魚は缶詰を利用するのもいいです。納豆は手軽に食べれますね。
食べないダイエットは必ず失敗します。しっかり栄養が摂れないので、肌もくすんで女子力も低下。しっかり食べればダイエットでき、肌もきれいになります。