最も人目にさらされる、顔。中でも目立ちやすい頬は、少し肉が増えただけでも気にる部位ではないでしょうか。頬の上の方の肉付きやハリは、若さの象徴。しかし、小鼻や口の脇に肉がつくと、フェイスラインがたるんでみえてしまいます。どうにかしたいですよね。
表情筋を鍛えて小顔に
頬の肉には、皮下脂肪とむくみの2種類があります。頬の脂肪だけを取りたいと思っても、なかなか難しいのが現状です。
脂肪をエネルギーとして燃焼させるとき、優先的に使う部位を選ぶことはできないからです。しかし、気になる部分を動かして、筋肉を鍛えることで引き締め効果は期待できます。
一番簡単なエクササイズは、『ウー』と『イー』の二つの口を交互に3~5回行うこと。『ウー』の時は、できるだけ唇を前へ突き出します。
『イー』の時は、できるだけ口角を引き上げて下さい。動かしたい筋肉に意識を集中するために、気になる部位に軽く手を添えて行うとよいでしょう。
顔のむくみを取るためにマッサージするべきところは…?
体の他の部分に比べて、頬だけが余計に太って見える場合は、むくみである可能性があります。
むくみは、リンパの流れが滞っている状態。長時間同じ姿勢でいたり、アルコールや塩分・糖分の取り過ぎなどで起こります。顔がむくむ場合、猫背やうつ伏せ寝になっていることが多いようです。また、体の冷えからくる血行不良も、むくみを引き起こす要因です。これらの原因を取り除くよう、日々の生活を工夫することが大切です。
また、顔のむくみは、リンパマッサージで改善することができます。全身のリンパ液は、首のつけ根に集められ、首の左右の大静脈を経て尿や汗として排出されます。顔のむくみを取るためには、、顔ではなく首のリンパ液を流すマッサージすべきです。
耳の下首の付け根までなでおろし、今度は鎖骨に沿って外側から内側にさすります。左右20回×朝晩の2回行うのが理想。肩こりやめまいなどの症状も消えることがあるのでおススメです。
むくみが教えてくれる体のサイン
顔のむくみは、腎臓や肝臓の不調を表すサインであることもあります。原因に心当たりがなかったり、長期間解消しないような場合は注意が必要です。