「炭水化物抜きダイエット」は現在でも人気です。
しかもごはんを全く食べずに、魚や肉のたんぱく質中心の生活にする極端なことをする人もたくさんいます。
しかし炭水化物は、人間にとって必要不可欠な栄養素です。全く取らないとなると、最終的には身体を壊すことになっていまします。
そこで、炭水化物ダイエットの弊害と栄養のバランスの大切さを見ていきたいと思います。
炭水化物
炭水化物って言われても分からない人は分かりませんが、パン、米、麺類などが炭水化物です。
肉とは違って脂肪ではないのですが、炭水化物のメカニズムとしてはまずエネルギーとして消費されるのですが、余れば脂肪酸となります。
この状態で血中を漂うことになりついには中性脂肪として体に蓄えられることとなります。このメカニズムは夜寝ている間に体内で行われています。
炭水化物はダイエットの敵ではない
炭水化物抜きダイエットは、一時期ブームを起こし今でも「炭水化物はダイエットの敵」と思われている人もたくさんいます。
しかし炭水化物は、ごはんなど本来主食であるものに多く含まれています。なぜかというとそれがエネルギーになり、体力や知力の源となるからです。
それを極端に減らすことにより、日中は体力もなくフラフラ、そして頭の回転も悪くなるので、仕事も遅くなりミスも増えます。
日本人の食生活は、元々ごはんを主食に魚などのたんぱく質に野菜などをプラスしたバランスの良い食事でした。
そこに、欧米の食文化が入りパスタやパンなどの炭水化物も食べるようになりました。
基本的に現在人は炭水化物を取りすぎているのは確かです。
しかし、それを正常な値を接種するように戻すことだけでいいのですが、ごはんも食べるに代わりに野菜やたんぱく質をたくさん取っても、身体には良くありません。
炭水化物を抜くと面白いように痩せるが、食事を戻すと面白いように戻る
炭水化物を抜くと、確かにおもしろいように体重は落ちてきます。
しかし前述のように身体の不調が出るようになります。しかもケトン臭というものが発生し、体臭出るというのですから女性にとってはたまりません。
そこで反省して元の食事に戻した時、体重は面白いように元に戻ります。それだけ今まで無理をしていたということです。
お肉や炭水化物を取らないでいると基礎代謝が落ちる。
ダイエット中の人間にとってNGと思われがちですが、お肉や炭水化物を取らないと基礎代謝がぐんと落ちてしまいかえってやせにくい体になってしまいます。
以前、お肉や炭水化物を抜いたダイエットを行ったことはあるのですが、非常に疲れやすくなるのですよね。お通じも悪くなりますし、汗もかきにくくなります。
ダイエットだからといって無理な食事制限をしないで野菜などと一緒にきちんとバランスよく食べましょう。
運動する習慣をつける。
基本ダイエットというのは、運動しないと脂肪は燃えるということはありません。運動といってもいきなりジムに通うような激しい運動じゃなくてもいいのです。
ウォーキングやジョギング、サイクリングなど運動が苦手な人でもできるような簡単な運動で構わないのです。とにかく運動を習慣にすることが大事です。
ただ、脂肪というのは筋肉がなければ燃焼されることはないので、有酸素運動に加えて筋トレも一緒に行いましょう。
水分をしっかりと取る。
よく水を飲むと太るということを聞きます。しかし、水分補給というのは、ダイエットだけではなく、我々が生きていくいく上で必要なことです。
これからの時期は汗をかく機会が増えますから、こまめに水分を取ることを心がけましょう。
尿によって体内の余分なものが排出されむくみを解消できるのでダイエットにも効果があります。
夜の炭水化物を半分にしよう
夕御飯をがっつり食べる人、がっつり食べるのを辞めて下さいとは言いませんが、炭水化物の量と野菜の量を少し入れ替えてみてはいかがでしょうか。夜お腹いっぱい食べてぐっすり眠るというのは本当に幸せなことです。
しかしその幸せが3年後の肥満を生み出してしますのです。なので夕ご飯の御米の量を半分にして、キャベツでも何でもいいですから食物繊維系の野菜を大量に摂取するのです。これで夜寝ている間に炭水化物が脂肪に返還される量を制限し、さらに翌朝の排出を促すことができるのです。
一つの栄養素に目を向けるのではなく、それそれバランスを取って接種する
炭水化物、脂質、たんぱく質など、一つの栄養素だけに着目して「これは身体にいい」というのは、とても馬鹿げた話です。
それそれはバランスを取りながら、お互いのいい部分を強くしたり、悪い部分を打ち消したりして人の身体は作られているのです。その中の一つに、どれも必要がないものなんてありません。
とにかくダイエット成功の鍵は、この栄養バランスを一つに偏ることのないように、バランスの取れた食事を心がけることです。
時間は無理だダイエットよりはかかるかもしれませんが、長期で見ると身体にも良くリバウンドの心配もない安心で確実なダイエットなのです。
ダイエットの最大の敵ストレス
ダイエットが続かない最大の理由はストレスです。お腹が空いて溜まらないストレスが持続の障害になっています。
なので、お腹いっぱい食べると言う行為は続けて、食べるものを変化さえるのです。炭水化物ダイエットは単純に食べる量を減らすのではなくて、食べる種類の配分を変えるのです。これでストレス無く適正体重になる事が出来ます。
ダイエットに早く結果を出したい気持ちが分かりますが、ダイエットは目標体重にいっても維持をするためには永遠に続くものだと言われています。
無理をせずに自分の身体と上手く向き合ってダイエットを続けていきましょう。