「やせたい」「美しくありたい」という思いは少なくとも誰もが抱くものであるでしょう。
ダイエットで必要なのは、美観と体重を減らすことを並行して行っていくことです。ただ体重を減らすだけではなく、継続して行っていけること、そして太りにくい身体をつくることが目標であるといえます。
体重を減らすだけの悲惨なリバウンド
ダイエットと聞いてまず思い浮かぶのは「食べない」ということではないでしょうか。
確かに食べなければカロリーが身体に吸収されないため、体重は落ちます。
しかしながら、落としたいと思っている脂肪はなかなか落ちません。このときに落ちていくのはまず筋肉です。そして栄養が不足すると骨の密度もスカスカになってしまいます。となると、病気にかかりやすくなったり怪我をしやすくなるほか、筋肉が落ちた分だけ脂肪がたまりやすくなり、結果としてますますやせにくい身体を作ってしまうのです。
痩せる為には筋肉を鍛えよう
ではどうしたらよいのか、といえば、先に述べたことの逆を心がければいいわけです。
食べる量を減らしつつも、筋肉を鍛えることを心がける、これが太りにくい身体をつくるコツになります。
筋肉は代謝に用いるエネルギーが大きい場所です。ここを鍛えていくことで、身体のエネルギーが消費され、痩せることにつながっていきます。この運動はできれば毎日継続することが大切です。
簡単に行える運動としては、40分程度のウォーキングや、ある程度腕力がある人であれば15分程度のダンベル運動、腰に不安のある人や高齢の人ではプールの中を歩くことなどが向いています。
ダイエットのための食事とは
ダイエットをする際に大切なのは、主食となる炭水化物を抜かないことです。
炭水化物を抜くと脳の働きが低下します。たとえば、白米をGI値の低い玄米にしてみたり、食物繊維が豊富で代謝を活性化させるイモ類を多く摂ってみたり、といった対策が効果を発揮してくれます。
ダイエットはただ痩せればいいものではなく、かつ苦行を強いるものでもありません。
少しずつ、無理なく、しかし続けていくことが大切なのです。日常生活に少し変化を加えていくことでダイエットは成功します。