ダイエットの基本のひとつは運動です。しかし、基礎ができていない身体で運動をしても怪我をしてしまう可能性があります。
ダイエットの基本だからこそ、運動で注意を払わなければならないことを挙げてみました。
呼吸を制するものが運動を制する
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動はダイエットに最適だと言われていますが、自分のペースよりも無理をしてしまうと呼吸が上がってしまいます。
人間は呼吸が上がると胸呼吸になってしまうので、ダイエットにも身体の健康の面にもあまりよくはありません。
ゆっくりと鼻から息を吸い、倍の時間をかけて息吐く腹式呼吸を日常生活から意識してみましょう。これだけでも体調などに変化が出てきます。慣れてきたら、これを軽いウォーキングなどにも取り入れてみます。
呼吸を意識することが、運動にはとても大切なことです。有酸素運動だけでなく腹筋などの筋トレも同じです。呼吸がきちんとできていないと、運動での効果が十分に得ることができません。
体重の重い人、足や膝の弱い人には水中ウォーキングがおすすめ
体重が重い人はウォーキングやジョギングをいきなりすると、足腰にかなりの負担がかかり最悪の場合は足や膝を痛めてしまうこともあります。また元から足や膝の弱い人は運動でのダイエットを諦めている方もいるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、プールの中で歩く水中ウォーキングです。ご存知の通り、水の中では浮力がかかるので、足や膝への負担が減少されます。それにより体重の負荷による足や膝の故障の可能性が軽減され、また元から痛みがある方にも無理せずに運動ができるのです。
一見簡単で楽に見える水中ウォーキングですが、水の抵抗による負荷がかかりかなりの効果が期待できます。
行なうハードルは低いけれど、効果が大きい理想のダイエット法なのです。
運動前と運動後は必ずストレッチをする
運動前後にストレッチをすることは当たり前のことなのですが、これを怠っている人がとても多いのが驚きます。
運動前にしっかりとストレッチをして、筋肉を動かす準備を行います。そして運動後には使った筋肉をしっかりと伸ばしてケアをします。どちらも怠ると大きな怪我の元になります。
またストレッチで身体を伸ばすだけでも姿勢が良くなったり、固まった筋肉をほぐすことにより締まったように見える効果があるので、日頃から時間があれば簡単なストレッチをするクセを付けているといいでしょう。
健康ブームにより、ウォーキングやジョギングが流行っています。単純な運動だからこそ、身体に気を使い正しい運動で健康的なダイエットをしましょう。