出産と体の変化は、とても不思議なことですよね。赤ちゃんは10か月もの間、お母さんのおなかのなかにいるのですから、違和感を感じるのはごく普通のことです。そして、かわいい赤ちゃんがうまれた瞬間、あなたはまた新しい存在「母」になります。
それと同時にもう妊婦さんではないのです。家事や運動も適度にできるようになってきます。出産までに増えてしまった体重は赤ちゃんが生後6か月くらいになるまでにしっかりと戻しておきましょう。
授乳と体の関係
赤ちゃんが誕生するとおっぱいがでるようになりますね。みなさんわすれがちですが、このおっぱいはお母さんの血液からできています。だから、お母さんの食事もとても大切になってくるんですね。おっぱいを飲んであかちゃんは大きくなります。
授乳の間隔が近いうちは、お母さんはとてものどが渇きます。しっかりと水分補給するようにしましょう。
完全母乳育児のお母さんのほうが体重が戻りやすい
世の中には粉ミルクという大変便利なものがあります。栄養価も昔に比べると高く、そして便利です。母乳があまりでないお母さんはしっかりと粉ミルクで栄養補給してあげることも大切です。
母乳がよくでるお母さんは、大変かもしれませんが、完全母乳がおすすめですよ。母乳を赤ちゃんが吸ってくれることで子宮のなおりも早くなり、体は早く妊娠前の状態まで戻れます。また母乳は血液でもありますので、赤ちゃんにお母さんが補給した栄養をあたえる分、体重は増えにくくなります。
完全母乳でも甘いものはほどほどに
完全母乳でとてものども渇くし、おなかがすくというお母さんたくさんいますよね。でも、食事はあくまで和食中心の薄い味付けで体によいものを選ぶようにしましょう。おいしい母乳をだすためには大切なことです。
そして、やはりカロリーの高いものを取りすぎていると、体重はなかなか元には戻りません。間食は低カロリーなものを選ぶか、おいもなどにしておきましょう。
生後6か月を過ぎると、赤ちゃんも離乳食を始めます。だんだんと授乳が少なくなってくるので、お母さんも食べたら食べた分だけ、体重が増えていってしまいます。産後の体重を戻すのであれば、やはり6か月までに戻すのがおすすめ!バランスの良い食事で頑張りましょう。