現代はダイエット社会。
朝バナナダイエットやトマトダイエットがTVで紹介された次の日、 店頭からバナナやトマトが消えたというニュースはまだ耳に新しいですね。
TVや雑誌などで新たなダイエット法が紹介されれば すぐに飛びつくほど、世の女性たちは切実に痩せたいと思っています。
しかし、数々のダイエット方法には疑問も浮かぶこともあるでしょう。
本当にトマトやバナナを取り入れるだけで運動や食事制限をしなくても痩せるのか、と。
まずは朝バナナダイエット
『朝、朝食をバナナと水にし、昼と夜は普段通りの食事を摂る』というダイエット法です。
バナナのカロリーは1本およそ100kcalほど。また腹もちが良く、食物繊維が豊富な食材なのでお通じがよくなるという効果も期待されます。
食物繊維のほか、カリウムも豊富に含まれているため、高血圧の原因となるナトリウムなどの老廃物を尿と一緒に排泄する働きもあり、毎日摂り続けることにより代謝も活発になってきます。
ただし、バナナは炭水化物の量も豊富ですので、あまり何本も食べるのは健康によくありませんので食べる量はほどほどに。
次に夜トマトダイエット
『夕食時に、トマトをいっしょに摂取するだけ』というダイエット。
食事は普段通りで、その中にトマトを取り入れればいいだけ。一日の大体のトマトの摂取量は大玉で2個ほど、中玉で3個ほど、なおトマトは高い食材なので、トマトジュースを代用としても構いません。
また、トマトを摂取するのは夜でなくてもいいのですが、夕食の時間帯に摂取するのが一番ダイエット効果が表れやすいのです。
何故なら夕食後夜の10時台から深夜2時頃までが成長ホルモンが一番活発に動き、代謝が上がる時間帯。
それにより、脂肪も燃焼しやすくなっています。
ですから夕食時にビタミンやミネラルの豊富なトマトを摂取することで、さらに代謝を上げ、脂肪燃焼の手助けをすることになるのです。
上記でご紹介したダイエットのいずれも、急激に痩せる効果があるわけではありません、
また、我武者羅にバナナやトマトを食べればいい、というわけでもありません。
このダイエットの意味を理解した上で正しく摂取量効果が得られてくるでしょう。
どんなに低カロリーな食事も、食べ過ぎは禁物。
バランス良い食事と運動で、健康的にダイエットを続けてください。