食事制限だけではダメな理由
ダイエット法は数多く存在していますが、何らかの食事制限を行って摂取カロリーをコントロールするものと、体を動かすなどして体脂肪を燃焼させるものの2種類に分けることができます。
どちらを選んだとしても、論理的には体重を減らすことができる点に違いはありません。
しかし、食事制限のみのダイエットを行うと、いくつかのデメリットが発生します。
その中で最も問題なのが、筋肉量の減少です。食事制限だけで減量を進めてしまうと、足りない分のエネルギーを補うために、確かに体脂肪が代謝されることになるのですが、同時に筋肉も消費されていってしまうのです。
減らしたいのは脂肪だけで、できれば筋肉は残っていて欲しいところですが、結果として筋力は落ちてしまい、基礎代謝量の減少を招きます。
この結果として、ダイエットをやめた後のリバウンドが起こり、せっかくの努力が無駄になってしまうことも珍しくはないのです。
効果的に食事制限を行いつつ、適度に運動を取り入れるダイエットがおすすめな理由は、こんなところにあるのです。
適度に体を動かすメリット
ハードなランニングや、長距離サイクリングを実行するには時間がかかるとともに、基礎体力もかなり必要となってきます。
そもそも、普段は殆ど体を動かす習慣を持っていなかった人が、いきなりランニングなどを行うのは危険だとも言われ、まずは軽い運動を行うことが推奨されています。
食事制限でのダイエット時に、室内で行う事の出来る軽いストレッチやダンベル運動など行い、適度に体を動かすことで筋肉の減少を防ぐことができます。
筋力アップやカロリー消費目的ではなく、あくまでも減少防止・現状維持のために行うならば、それほど負荷を掛ける必用も無く、時間も短時間で充分です。
ただし、毎日の習慣として欠かさず行うように心掛け、時間のある時にはウォーキングをしたり、腹筋を鍛えたりするようにして、更なるダイエットのスピードアップをはかりましょう。
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