通年ダイエッターである人が世の中に数多くいるということは、その人たちはずっとダイエットに失敗し続けているということでもあります。
なぜダイエットとダイエットの失敗はセットになってしまっているのでしょうか。
ダイエットにはストレスがつきものだからです。
食べ物に楽しみを得る機会と言うものは実に多いものです。
ダイエットは、その楽しみを奪ってしまうという側面があるのです。
ダイエットの失敗を避けるためにはストレスもやむなしという考え方を捨て去りましょう。
ではどうするのか?~お腹いっぱいたべよう!~
ダイエットを苦行にしないためには、楽しいことをなくしてしまうことは絶対に避けなくてはなりません。
とはいっても、食事を楽しみに生きている人はごまんといますよね。
その楽しい食事はダイエットをするためにどうやって改善していくか。
コツはひとつだけ!
ともかくお腹いっぱい食べようという作戦です。
お腹いっぱいになるまで食べたら太ってしまうのではないかと心配になる人もいるかと思います。
しかし、満腹になるまで食べて太るのは主にパンやご飯などの炭水化物の場合です。
ではどうするのか、野菜をたくさん先に食べて、満腹になってしまいましょう。
そのうえで、お腹いっぱいでもご飯など食べる余裕があるなら、いつもの半分ほど炭水化物を食べればいいのです。
「ああ、食べた食べた。お腹いっぱい~☆シアワセ☆」という気分を毎日味わって下さい。
野菜の料理について
満腹になるまで忙しい生活の中、毎食、野菜料理を準備するのはなかなか難しいことかもしれません。
そこで、具だくさんスープのススメ!
調理が大変なら、休日などにまとめて、野菜をきざんで、冷凍庫にストックしておきましょう。
キャベツや白菜、大根はかさましになり満腹感を得られやすいのでおすすめです。
さらにかさを増やしたい場合、乾燥ワカメが手軽です。
今は、スープ用の魔法瓶が流行していますので、平日の昼食にじょうずに利用したいですね。
最後に栄養面で注意してほしいのは、きちんとタンパク質をとることです。
動物の体の基礎となるタンパク質。毎食必ず摂取するようにしてください。
「1品加える」ダイエットメニュー
ここからは無理なく続けられる、「1品加える」ダイエットメニューについてご紹介しましょう。
減らすダイエットから、加えるダイエットへ、目からウロコのアイデアです。
温かい汁物で満足度をUP!
和食ならお味噌汁やお吸い物を、洋食ならスープを必ず添えましょう。
温かい汁物は、食べた食材に水分を加えてくれるため、胃の中で膨張し満腹感早く感じやすくなります。
また、素材に含まれている栄養素を丸ごと吸収できるので、栄養面から見ても効率的です。
温かい汁物を加えるときは、具だくさんが理想的。
野菜をたっぷりと加えることで、カロリーを抑えつつ食べごたえのある食事メニューになるでしょう。
硬い食材をプラス
いつもの食事に、是非加えていただきたいのが、噛みごたえのある食材です。
柔らかい食材ばかりでは、あまり噛まずに飲み込んでしまうため、なかなか満腹感を感じられず、ついつい食べ過ぎてしまいがちです。
脳は、噛む回数により満腹を感じやすくなるので、何度も噛む必要のある硬い食材を加えましょう。
ゴボウや、生の人参、サキイカなどは、噛む回数を増やしてくれる低カロリー食材です。
また、お米に麦や雑穀なども噛むことを意識させてくれる素材なので、1杯のご飯でも満足感を得やすくなります。
おからで早く満腹に
いつもの食事に、おから料理をプラスすることで満腹になりやすくなります。
おからは水分を吸収しやすいため、温かい汁物と組み合わせるとより効果的です。
安く手に入る食材というのも、嬉しいですよね。
こんにゃくや薄揚げと炊いたものや、じゃがいもとおからを混ぜ合わせてポテトサラダ風に仕上げるなど、さまざまなメニューにおからを取り入れていきましょう。
このように、いつもの食事にもう1品加えることで、簡単にダイエットメニューに変身します。
減らすことばかりを考えて、辛い食事制限をしている方も「1品加える」方法なら無理なく続けやすいのではないでしょうか。
美味しく食べる持続可能なダイエット方法ですので、無理なく美ボディを手に入れることができますよ。