体重が減るのは生理が始まってから約2週間が勝負!女性の体のリズム

体重が減るのは生理が始まってから約2週間が勝負!女性の体のリズム 生理

ダイエットを志したとき、とにかく一日も早く痩せたいー!と闇雲に今日から食事を減らすー、とか今日から運動を頑張る、と思い立ったが吉日とばかりにダイエットを始めている方はいらっしゃいませんか。もちろん、思い立ったら即実行に移すという考え方はある意味正しいです。しかし自分の体のリズムを知ることで、もっと効果的に痩せられるのです。
ここでは、体重の増減と女性の体のリズムについてお話します。

体重が減るのは生理が始まってから約2週間

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女性の身体は生理の前後、排卵日の前後によって大きく変化します。
生理があってから、次の排卵日までは生理の周期が28日周期の人で約2週間。
結論からいうと、生理が始まってから排卵日までのこの2週間が、体重を減らすのに最も適した時期なのです。
逆に排卵日が過ぎてから次の生理までの2週間は、体重はとても落ちにくくなります。
これは女性の妊娠の仕組みと大きく関係します。
排卵した女性は、妊娠に備えて子宮の中をふかふかのベッドのようにして、身体には脂肪を蓄えていきます。
この時期にいくら体重を落とそうとしても、女性が持っている身体の機能が「脂肪を蓄えよう。」としているため、なかなか痩せません。
逆に生理が始まって、身体が「妊娠していない」ことを認識し、次の排卵が起こるまでの2週間は身体は痩せやすい時期なのです。女性の身体の中で起こっているこのリズムを意識しているかどうかで、ダイエットはだいぶやりすくなります。

周期前半と後半の過ごし方

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上記の話で、排卵日までの痩せやすい時期を前半、痩せにくい時期を後半と呼ぶことにします。
前半は、生理の出血もあるため、体重は面白いように減るでしょう。例えばあなたが一ヶ月に1キロ体重を落としたいと思ったら、この前半の時期に1キロ落とすように心がけましょう。身体も比較的身軽な時期なので、運動をするにも適しています。
後半は、前半で落とした体重をキープすることを心がけましょう。この時期に無理して体重を落とす必要はありません。ただ前半の体重をキープできれば合格です。

周期を知ることでダイエットのストレス減

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よくあるダイエットの失敗談が、後半に入り、体重が全然落ちずヤル気を失うケースです。しかし自分の身体が痩せやすい時期と痩せにくい時期があることを知ることで、停滞期にあることを認識できればすぐにダイエットの効果が出なくても挫折感を味わうこともありません。

2週間で痩せやすい体を手にいれる

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痩せやすいとは運動をしなくても消費するエネルギーが多い体をさします。これは筋肉量に比例して大きくなりますが、だからと言って筋肉量を増やすのがダイエットなのかと言われると違います。確かにエネルギーを消費してくれくれるのは筋肉です。

ですが、ダイエットの時に痩せる為に筋肉を付けたとしても、そのままの運動量を続ければ問題ありませんが、通常の運動量に減ってしまったときに必要以上の筋肉は使わないので脂肪へと変換されてしまいます。

では、どうしたらいいのか。それは筋肉量を増やすのではなく、使う事です。同じ筋肉を使って消費する量が多くなるような適度な運動をすると言う事です。

ダイエットは痩せた後もその体系を維持できるのが理想的ですよね。その為に必要なエッセンスをご紹介していきます。

まずは食事の見直しから

 

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体は食事からとる栄養素によって作られています。そして代謝に必要な酵素なども食事からとっているのです。ですから、理想的な体重を目指すうえで食事は切っても切り外せないくらい大切な要素です。では、何に気を付ければいいのでしょうか。

それは、バランスです。一つ栄養素が足りなくても体は働きが鈍くなります。要は一つの栄養素が足りなくなっても代謝しきれないと言う事があるのです。ですから、ダイエットでカロリー制限をする方も多いと思いますが、食べる量を減らす事も大切ですが、それ以上に何を食べるかが大切になってきます。

食べる量が少なくなる分、最小限の食事から最大限の栄養を摂る事が一番効率のいい食事法と言えるでしょう。また、ダイエット中は省エネモードで栄養をいつも以上に吸収しやすくなっていますから、より質にこだわる事が必要です。

運動は軽度のものを継続的に

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運動はきついからしたくないという方も多いのではないでしょうか。ですが、冒頭にも述べた通り、キツイ運動をする必要はありません。もちろん筋肉量を増やしたいという方なら別ですが、適度は運動は食欲を抑えるという上でも実は効果的なのです。運動すると肝臓や脂肪からエネルギーが作られるため、必要以上に食欲がわかなくなるのです。

特に家でのんびりしていると軽く何か食べたくなることはありませんか?これは自律神経の働きで消化器官の働きが活発化していることが原因です。この時に適度な運動をすれば、食欲が抑えられ尚且つエネルギーを消費してくれるのです。

運動しなければ逆にお腹がすいてしまうという性質もあるのです。このような理由からも適度な運動はダイエットに効果的なのです。ただ、運動と言っても寝る2時間前にするのは睡眠を妨げるので、寝る2時間前は運動も避けるようにしましょう。このような習慣を付ける事によって、痩せやすい体は作られていきます。

○○ダイエットは注意

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バナナダイエット、トマトダイエット、寒天ダイエットなど一つの食品を食べる事で痩せる○○ダイエット法はたくさんありますよね。しかし、何か一つの食品に偏ったダイエット法は、痩せないだけでなく、やりすぎると体を壊すと言う事につながりかねません。

ではなぜ、一つの食品に偏ったダイエット方法がいけないでしょうか。人間の体は様々な栄養素で機能をしています。それはビタミン、酵素など何一つかけてもうまく体の機能は働きません。良く栄養素の働きは桶にたとえられますが、一つの栄養素をどれだけ多く摂っても、一番少ない栄養素分の働きしかできません。それだけ、体はバランスが大切なのです。バナナやトマトがダイエットに効果的な栄養素を持っているとしても他の栄養素のバランスが取れなければ、食べ損にしかなりません。

では、このようなダイエット方法をしていて、ダイエットに成功する方はどうでしょうか。成功する方はほとんどが他のダイエット方法も併用して行っています。例えば、食事の絶対量を減らしていたり、運動をしていたり、痩せる為の努力を行っているものなのです。

「○○ダイエットで痩せました」とはよく聞きますが、単純にその言葉に踊らされるのではなく、痩せたいと強く思い、痩せるための行動をしていくことこそがダイエット成功の基本です。

やりすぎ カロリーだけ制限は注意

ダイエット=体重を減らす事だと思っていませんか。体重をただ減らせればいいという方はカロリーを制限すれば体重はもちろん減ります。自分が代謝出来る量より食べる量を減らせば体重は減ります。
ですが、ここで落とし穴があるのです。痩せたいからと言ってやりすぎなくらい、食べるのを我慢すると、最低限必要な栄養素も足りなくなります。

そうすると体がうまく機能できず、肌荒れ・筋肉の衰え・代謝低下・体調不良・集中力の低下などが起こります。理想的な体重になったとしても、その体は体重が理想的になっただけで、太りやすい体になってしまうのです。

やりすぎなければと思っても、食事を制限するダイエット法は太りやすい体を招き、ちょっと食べただけでもリバウンドの原因になります。

ダイエットの基本に戻ろう

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本当の理想的な状態とはどんな状態ですか?理想的な体重であれば満足ですか?それとも、太りにくい体で理想的な体重で、スタイルもいいという状態が一番いいのではないでしょうか。

この理想的な状態を作るにはカロリー制限だけではできません。体にとっていい食べ物を選び、適度に食べる事。そして、ウォーキング程度の軽めの運動をする事で叶うものです。

食事はダイエットの基本です。我慢するのも辛いですよね。ダイエットにいい食べ物、悪い食べ物を学び、効果的に健康的にダイエットを行っていきましょう。まずは正しい知識を身に付ける事、これが理想的な体を手に入れる近道です。

最後に

女性の身体のリズムと体重の増減は本当に密接に関係しています。どんなダイエット法に取り組むにしろ、この知識があれば長期的に健康的に痩せることが可能になります。自分のリズムを理解して無理なくダイエットを成功させましょう。