最悪は過食症に場合も・・・炭水化物断ちダイエットの危険性

ダイエットといえば、運動に摂取カロリー制限。この二つが基本です。
中でも摂取カロリー制限では、脂肪と炭水化物を控えるようにとよく言われますが、極端な制限はダイエットの失敗のみならず心身にたいへんな危険をおよぼすことがあり注意が必要です。

炭水化物って何?

炭水化物は、食品で言えばご飯やパン、麺類など、小麦粉を含む穀類で作ったものに含まれています。「糖質」と呼ばれることもあり、その名の通り砂糖も炭水化物になります。また、芋類、とうもろこしなども炭水化物が多く含まれた食品です。

炭水化物の働き

炭水化物は、人が体を動かすためのエネルギー源になります。ご飯を食べると力が出るとよく言われるゆえんです。ですから炭水化物を取らずに運動をすると、人は体脂肪を燃やすことでエネルギーを得ようとします。だから、ダイエットでは炭水化物を減らすように言われるわけです。
一方、その他の栄養素、たとえばタンパク質は体を作るために大事なものであり、ビタミンや無機質も体の健康を保つためには不可欠です。それらを十分に取りつつ摂取カロリーを抑えるためには炭水化物から減らすことを考えるのは当然のことであり、またダイエット効果は確かにあります。

脳の働きに不可欠な炭水化物

炭水化物は、体を動かすためだけではなく、脳にとっては唯一といえる栄養素です。頭を使うと甘いものが欲しくなるという欲求も、このことが関係しています。炭水化物を摂取すると血糖値が上がり、そして脳の満腹中枢を刺激します。しかし、炭水化物を一切とらないとどうなるでしょうか。脳はいつまでたっても満足することができません。肉や野菜だけを食べていても食欲は一向におさまりません。脳はこれを飢餓状態だと認識してしまいます。

炭水化物断ちからリバウンドへ

飢餓状態だと認識した脳は、食を求めるようになります。多くの人は炭水化物断ちをするとある程度のところで、断念し、今までと一転してたくさん食べるようになります。これがリバウンドです。ダイエット前の体重よりもさらに太ってしまうことも少なくありません。
ストイックに炭水化物断ちを続けていると、このリバウンドが病的な食衝動となって襲ってきます。いわゆる、過食症です。
一度に何食分も食べても全然満足ができない、ものすごい食欲です。これまで禁止していたご飯、パン、お菓子ばかり食べるようになります。
こうなると、自力での回復は難しいです。
病院にかかりながらも10年以上闘病している女性も少なくありません。

炭水化物はほどほどにとりましょう

このように、炭水化物をまったくとらないということは大変な危険をはらんでいます。ですから、ダイエット中といえども適度に、ご飯やパンは取るようにしましょう。