脂肪一キロを消費しようとすると約7200kcal
ダイエットで重要になってくるのは、なんと言ってもインプットになる食事の部分(カロリーの数字)です。例えば、脂肪一キロを消費しようとすると約7200kcalの消費が必要と言われています。これだけのカロリーを消費しようと考えると、ウォーキングにして36時間、サイクリングですと24時間分。ランニングでも18時間が必要と言われています。
一日24時間
これを普段の24時間の生活にプラスする形にしないといけないわけで、こういう数字を見ると、中々、運動などのアウトプットだけで減らそうとするのは長期的に取り組まないとむりだということが解ります。一方、食事の部分を考えると、普通の食事だけでも一日三回あります。
さらに間食などの機会を考えると、食べる了を減らしたりよりカロリーの低いモノに置き換えたりすることは非常に効果的だと言えます。例えば一日1時間のウォーキング相当の運動だけでは、1ヶ月で30時間しかとれず脂肪で一キロを消費するのは難しいと言えますが、一食ごとに今までの食事から100kcal減らしてみると、一日三食で300kcalにもなるわけですから、一ヶ月で9000kcalとなり脂肪一キロの約7200kcalを軽く上回ることになります。
ちょっと減らすだけで
栄養のバランスを考えた場合、まずは食事を抜くということを行うよりは量を減らすという事を考えた方がダイエットには有効です。一日マイナス300kcalというのは、一見大変そうに思われますが、茶碗に盛った150gのご飯で約250kcal程度ですから、一日三食ご飯を食べている人は、毎回ご飯を半分にするだけで、一日に減らした量は茶碗一杯半の約375kcal程度になる計算になります。
低カロリーで撃退
もちろん、それでは物足りないという人は、こんにゃくなどの低カロリーなモノで食事を補う事をお勧めします。例えば、米粒ほどに小さく切った糸こんにゃくを、フライパンで炒めて水気をある程度飛ばして、何割かをご飯に混ぜるのもお勧めです。普通の白米ではなく、炊きたてご飯に刻んだネギなどを混ぜ込むネギご飯などに、このこんにゃくご飯を混ぜ込む方法もあります。特にカレーやー丼物を作るときなど、このこんにゃくご飯は美味しく食べて摂取するカロリーを抑える効果が期待できます。